2012-03-26

Street snap #番外後編 Ethiopian coffee

エチオピア暦2004年がもう7ヶ月過ぎていた事に驚きを隠せない今日この頃。

もう小雨期に入ってもいい頃らしいのですが、相変わらず乾燥しています。
降ったら降ったで道が川の如く水没するので不便なのですが。

さて、前編でも予告させて頂きましが、後編はエチオピアの伝統的コーヒーのお話です。

エチオピアの家庭では、【コーヒー・セレモニー】という、日本で言うお茶会のようなものが
頻繁に行われます。
家族・親族・友人・隣人・知り合いが集まって、みんなでコーヒーを飲みます。

コーヒーを淹れるのは女性の仕事、大体その家のお母さんかお手伝いさんです。
炭火でじっくり沸かすのでとても時間が掛かりますが、その間はおしゃべりを楽しみます。

では、エチオピア流珈琲道作法をご紹介します。

その1。豆を煎ります。かなり深く煎ります。
煎ったら、お客様の周り回り、香りを楽しんでもらいます。
 
その2。豆を挽きます。かなり細かくさらさらになるまで挽きます。
お金持ちの家には電動ミルがありますが、大体は臼と杵で挽きます。
 その3。ジャバナというポットに、水(お湯)とコーヒーの粉を入れ、吹きこぼれない様
差し水をしながら沸騰させます。(写真は失敗例です)
 その4。コーヒーの出を見て、適当なところで火から下ろします。少しポットを傾けて、
コーヒーの粉が沈殿するのを待ちます。沈殿しきらないと、粉っぽくておいしくありません
 その5。カップに、コーヒーの粉が入らないよう、ゆっくり注ぎます。砂糖はスプーン3杯。
(写真を撮り忘れました)

その他、屋内外を問わず、セレモニー会場の床に草花を敷いたり
コーヒーを淹れている間におつまみ(ポップコーンなど)を振る舞ったり、
乳香を焚いたりします。

セレモニー中、コーヒーは3回出されますので、3回飲みましょう。


これで皆さんも真の珈琲通ですね!

2012-03-24

Street snap #番外前編 Ethiopian coffee


節分もひな祭りも気づいたらとうに通り越しておりました。
ご無沙汰しております。こんにちは。

本業、副業、イベントなどにわかに忙しくなり、なかなかUP出来ず。
と言い訳です すみません。

さて今回は珈琲のお話。

世界中で飲まれている【coffee】
そしてファッション要素が強くなってきた【cafe】

その語源は、エチオピアのカファ[Kaffa]地方だという説があります。
なぜならここは、アラビカ種コーヒー(モカなど)の原産地だからです。

煎って飲むスタイルはアラブ地域のイスラム教徒が始めたそうですが、
エチオピアでも古くから薬として食されていました。

現在ではアジスアベバ市内いたる所にカフェがあり、平日の昼間でも人で溢れています。

味はというと、非常に"濃い"です。
エスプレッソがこちらでは普通のコーヒーとして出てきます。
帰国された方曰く、「日本のコーヒーは水のようだ」。

エチオピア人は皆、砂糖をスプーン山盛り3杯以上入れます。
コーヒーの味が分からなくなるくらい甘いです。
人の分も入れてしまうので、一緒に行くと注意が必要です。

カフェではマシンを使っていますが、家庭では伝統的な淹れ方があります。
どちらもとても美味しく、病み付きになります。

後編は伝統的なポットを使った淹れ方をご紹介します。

砂糖が生んだ奇跡の2層【coffee & tea in a cup】



【参考文献】原木のある森 エチオピアコーヒー伝説 アフリカ理解プロジェクト